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浜松市に会社を残して亡くなった弟、姪のために相続放棄したい

現在、私は浜松市で暮らしており会社員をしています。もう、10年前に音信不通となった弟がいました。弟は、その時に離婚をして親戚一同とも顔を合わせることができずに音信が途絶えていたのです。

彼には私の長女と同じ年の娘もいたのですが、彼女ともやり取りがなかったのです。離婚した奥さんや姪とも連絡を取れないようにしていたので、慰謝料や養育費を支払うこともありませんでした。それは彼が仕事を辞めて独立した後に、赤字で大きな負債を抱えていたことも理由だったと思います。

しかし、いきなり弟の知人という人物から私へ急に連絡があったのです。それは弟の訃報でした。突然の連絡に何が起こったのかと、にわかに信じられなかったのですが、その知人とは音信が途絶えた後に浜松市に新たに立ち上げた会社の部下だったのです。私の知らない10年間の間に会社は急成長を遂げたらしく、負債は見事に完済。そして、それなりの貯蓄も作っていたのでした。

残された知人が言うには、その貯蓄を私に相続して欲しいと言うことで、遺言を託されていたとのこと。このような話もにわかには信じられないことです。本来ならば、養育もできなかった実の娘に相続させるのが普通です。しかし、離婚した奥さんの実家はかなりの資産家なので､心配は要らないということや、私の弟に前の会社の立ち上げで工面したお金が返されていなかったことから、私を相続人と指定したようです。

しかし、あまりにも悲しい知らせと同時にそんな貯蓄を相続する気にはなれませんでした。はっきりと相続する権利を放棄することで考えています。そして、姪に相続できるように何とかできないとかと考え、弁護士の先生に相談をしようと思っているところです。