日野町で遺産相続に関するお悩みは遺産相続に強い弁護士法人ALGにご相談下さい

両親が交通事故で亡くなったのですが、相続の配分について相談したいです。

私は３人兄弟の次男で32歳です。妻と子の3人で住んでおり、サラリーマンをしています。兄は35歳で同じくサラリーマン、弟は30歳で工芸品作りの職人をしており、私の近所に住んでいます。私と兄は結婚して子供もいますが、弟は独身です。

実は、父が65歳の定年を迎えた年に、母と車で旅行中に交通事故に遭い、2人とも亡くなりました。父には遺産として、日野町の実家の家と土地、それに退職金などの現金が約5,000万円ありました。

葬儀を終えた後、兄弟3人で遺産分割の話になりました。父は遺言書を残しており、その内容は『遺産は母に半分、その残りを弟に50%、兄と私に25%ずつ分ける』となっていました。

弟が多いのには理由があります。弟が小学生の時、父と遊んでいる際に父の不注意で事故が起き、弟の片足が不自由になってしまいました。弟が工芸品の職人になったのは、足を使わなくても良い仕事ということもあります。

そんな事情から、兄と私も遺言書通りに分けることに反対していません。ただ、納得できないのが慰謝料です。交通事故で亡くなった両親の慰謝料として4,000万円が支払われることになりました。このお金も遺産となりますが、遺言書通りの配分には納得いきません。両親を亡くした悲しみは3人とも同じはずです。

慰謝料の分割に関しては、他の2人もはっきりしたことを言いません。どのようにすれば良いのか分からないので、弁護士の先生に教えて欲しいと思います。