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借金と預貯金が同じくらいあるようなのですが、相続放棄すべきか悩んでいます。

大田区に住む会社員です。父はもう１０年ほど前に亡くなり、今回母が病気で亡くなりました。父から受け継いだ預貯金が少しあるのですが、母が亡くなった後借金が預貯金の額と同じくらいある事がわかりました。

実家の近くに嫁いだ姉と相談したのですが、相続放棄をすべきなのか迷っています。借金に関しては相続放棄すれば私たちには支払う義務が無くなるのですが、負債の額と相続する資産の額を正確に比べる事が出来ません。

預貯金は金額がわかりますが、加入していた保険や、母が一人暮らしだった実家の家財道具などもすべて金額に換算しなければ正確にはどちらを選ぶ方が良いのか判断できないような気もするのです。確かに母が亡くなった後も借金の返済をするのは正直気が重いし、何ともばかばかしい気はしています。

でも、相続放棄すると言う事は母の遺品を処分して万が一現金に換えたりすることも認められないようなので、姉と二人とても迷っています。たいした預貯金があるわけではないし、相続放棄すればすべての悩みが解消すると軽く考えていた私たち兄弟でしたが、これほどいろいろな制約があるとは思っていませんでした。

それに、母の遺品をたとえば遺品整理業者に頼んで処分するような場合も当然自分たちのお金で行うしかないし、下手なやり方をすると相続放棄が認められなくなる事さえあるようです。これはもう私たち素人がいくら考えてもどちらがいいのかはわかりません。姉と二人で相続放棄すべきかどうか、相談してみたいと思っています。